- 著者
 
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             川合 克久
             
             三宅 克也
             
             沢田 光一
             
             西垣 新
             
          
 
          
          
          - 出版者
 
          - 香川大学
 
          
          
          - 雑誌
 
          - 若手研究(B)
 
          
          
          - 巻号頁・発行日
 
          - 2014-04-01 
 
          
          
          
        
        
        
        光活性化Rac1(PA-Rac1)により顕微鏡下でマクロパイノサイトーシスを誘導する実験系を利用しマクロパイノサイトーシスの形態的特徴および分子基盤の解析を行った。その結果、PA-Rac1誘導性マクロパイノサイトーシスは、典型的なマクロパイノサイトーシスと異なりRab10が一過的に集積することを見出した。さらにRab10陽性のマクロパイノゾームは、チューブ構造を出芽した。Rab10陽性マクロパイノゾームおよびチューブ構造は、細胞外と行き来のある開いた構造であった。以上の結果から、PA-Rac1依存的マクロパイノサイトーシスは、従来型と異なる新規の取り込み経路であることが示唆された。