著者
三田 修三 長倉 弘幸 勝見 則和 堀田 滋 川合 清行 村上 元一
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.45, no.5, pp.799-804, 2014 (Released:2018-01-25)
参考文献数
8

シリンダボアのクロスハッチ形状を考慮した潤滑モデルを開発し,ピストンリング列-シリンダボア間の摩擦特性予測に適用した.クロスハッチ角の縮小(30°→10°)に伴い,油膜形成が促進されて摩擦平均有効圧が1kPa 以上低減できることを予測し,実部品を用いたラボ計測および浮動ライナ法での実動時測定により効果を確認した.
著者
稲垣 英人 勝見 則和 山田 智久 野沢 右 川合 清行
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.393-398, 2013 (Released:2018-01-25)
参考文献数
17
被引用文献数
1

吸気管負圧(エンジンブレーキ)時におけるオイル上がりに対するピストンリン諸元の影響を調べた.エンジン各部への付着オイル量によってオイル上がり特性を評価した.その結果,トップリング合口の縮小の影響が大きいことがわかった.ピストン周辺部のオイル挙動,圧力,リング挙動を計測し,そのメカニズムを推定した.