著者
内田 祥三 一桝 悦三郎 濱田 稔 平山 嵩 武藤 清 岸田 日出刀
出版者
日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
no.579, pp.1649-1722, 1933-12
被引用文献数
1

本文は昭和八年八月廿八日東京帝國大學構内に於て木造家屋の火災に就き實際に木造家屋を點火燒失せしめたる際の實驗報告なり。
著者
平山 嵩
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
vol.47, no.573, pp.975-990, 1933-07-05

本文は冬季鐵筋コンクリート建築内に於て、温濕度、風速、有效温度、カタ冷却力等を測定し、其等の相互關係を求めたものである。一定範圍内の温度に於ては、有效温度 E_W と、カタ冷却 H とが Linear relation に在る。風速が0〜9.9cm/sec, 10〜14.9, 15〜19.9の場合カタ冷却力と有效温度の關係を表す式は夫々 H+0.41E_W-12.71=0 H+0.374E_W-11.99=0 H+0.342E_W-11.33=0 となる。着物を通常に着てる場合の有效温度 E_N とカタ冷却力とも同様の關係が成立し夫々次の方程式で表すことが出來る。 H+0.416E_N-12.75=0 H+0.416E_N-13.1=0 H+0.416E_N-13.5=0 又カタ冷却力 H と乾球温度 D との間にも直接的關係が成立し、風速で分類すれば 5〜9.9cm/sec, 10〜14.9, 15〜19.9, 20cm/sec 以上となるに從て夫々 H+0.317D=11.73 H+0.3445D=12.575 H+0.3755D=13.546 H+0.407 D=14.55 で表はされる。