著者
川合 康央 惠羅 博
出版者
文教大学大学院情報学研究科
雑誌
情報学ジャーナル = Journal of Information and Communication (ISSN:21856850)
巻号頁・発行日
vol.2, 2007-01-01

本研究は,都市空間における人間行動を,莫際の利用者行動や,実測に基づくモデルによって,その特性を解析するものである。今回は,中規模ターミナル駅である湘南台駅を研究対象として,利用者の行動を実際の追跡調査から明らかにすることから,空間の利用実態を調査する。湘南台に乗り入れている3路線(小田急線・相模鉄道線・横浜市営地下鉄線)と利用者の多い4つの出口の7箇所において調査を行った。また,それを元にCGモデルを作成することで,新しい湘南台駅の空間モデルを検討する。これらは,中規模ターミナル駅の新しい空間構成のあり方に関する基礎的な研究である。This research clarifies human behavior by tracing survey. The survey space is Shonandai Terminal as medium-scale terminal. Based on Actual situation and Sign design, We did Tracing survey on 3 ticket gates and 4 exits.