著者
青柳 志織 川合 康央
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第33回 (2019)
巻号頁・発行日
pp.2E4OS901, 2019 (Released:2019-06-01)

インターネットコミュニケーションは情報化社会において日々進化している.これらのコミュニケーションの中で,「ネットスラング」と呼ばれるインターネット独自の俗語がしばしば使用されている.本研究では「(笑)」や「w」等,4種類の笑いを表現するネットスラングに着目し,それらの意味用法が同じかどうかを明らかにすることを目的とした.笑いを表現するネットスラングを比較することによって,笑いの種類と笑いの対象が各スラングで異なる傾向があることがわかった.
著者
佐久間 拓也 池辺 正典 石井 信明 川合 康央 釈氏 孝浩 宮川 裕之
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.64, pp.45-48, 2008-07-05
参考文献数
5
被引用文献数
1

以前に行われていた入学課題では出題や提出が難しく,また入学前に入学予定者との交流は皆無であった.今回入学予定者を対象に SNS を構築して,入学前課題の出題や提出および入学前での教員・入学予定者・在学生間の交流を行った.本稿はこの報告である.It has been difficult for schools to give assignments to students before they entered, and for those students to submit their work to the school. In addition, there was no communication between future students and their teachers-to-be. In this paper, we report how we developed an SNS for giving assignments to future students, and that makes it possible for future students, current students and teachers to communicate with each other.
著者
青柳 志織 川合 康央
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, pp.2E4OS901, 2019

<p>インターネットコミュニケーションは情報化社会において日々進化している.これらのコミュニケーションの中で,「ネットスラング」と呼ばれるインターネット独自の俗語がしばしば使用されている.本研究では「(笑)」や「w」等,4種類の笑いを表現するネットスラングに着目し,それらの意味用法が同じかどうかを明らかにすることを目的とした.笑いを表現するネットスラングを比較することによって,笑いの種類と笑いの対象が各スラングで異なる傾向があることがわかった.</p>
著者
稲垣 誠 川合 康央
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, pp.81-83, 2021-08-23

本研究では,ユーザーの心拍数をリアルタイムに計測し,一定時間内の心拍数をノーツの落下速度に割り当てることで毎回異なる変化をするリズムゲームを開発しました.このシステムでは,同じ曲をプレイすることで生まれる「飽き」を軽減させるため,ユーザーの心拍数の変化に応じてリアルタイムで状況を変化させ続けるリズムゲームをプレイすることが出来ます.また,曲中での心拍数の変化をグラフにし,可視化させることで練習箇所を特定し,次回プレイ時の上達を助力します.
著者
寺島 樹 川合 康央
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, pp.84-86, 2021-08-23

本研究は、ユーザが特定のアクションを起こすことによって、自動ドアの開閉を促すシステムを開発したものである。現在、一般的に普及している自動ドアでは、センサーの前に人が立つことによってドアの開閉を促しているものであるが、本システムでは、ユーザの姿勢推定によってドアを開閉するものである。ユーザが特定のポーズをとることによって、自動ドアが反応するため、そのポーズを知っているユーザのみが開閉可能なものとなる、遊び心を持たせた緩やかなセキュリティドアを提案する。
著者
田中 里穂 日吉 優佳 中村 優里 相原 遥 日向 実佳 平賀 美樹 川合 康央
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.63, 2016

本研究は、大学の学部を対象としたデジタルコンテンツの開発を通じて、デジタルコンテンツとその開発手法による大学での学びの新しいプロモーションを行うことを目的とする。本コンテンツは、大学での学びのキーワードを紹介する3Dリズムゲームを作成し、開発チームのプロジェクトの方法をまとめることとする。大学教員をモチーフにした3DCGモデルのキャラクターを作成し、ダンスの動きを追加したものを用いる。ユーザーは、ケミカルライトを模倣した加速度センサを持つデバイスを使用して、リズムアイコンにタイミングを合わせて操作することによってポイントを取得するものとします。
著者
川合 康央 門屋 博 池田 岳史 尾崎 洋 益岡 了
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.214-214, 2011

プロジェクト型学習は,学生主体のテーマ設定による演習形式の授業である.本稿では,プロジェクト型学習であるプロジェクト演習および卒業プロジェクトにおける学生成果物のうち,地域をテーマとしたディジタルコンテンツ制作について報告する.大学周辺の湘南地域をテーマとしたプロジェクト成果物を対象とし,表現手法によって成果物を分類した結果,動画,CG,Webコンテンツ,インタラクティブコンテンツなどが挙げられた.地域取材に基づく映像作品として,市民による祭りやイベントを取材したものが挙げられる.3DCGなどを用いた地域コンテンツでは,景観シミュレーションやARを用いたキャラクターデザインが見られた.Webによる地域紹介サイトも多く見られ,ゲーム性を持つものや廃墟や心霊スポットを対象としたものなどがある.ゲーム等のインタラクティブ作品も多く,スタイルとして完成されたルールを持つゲームであっても,地域情報を持たせることでプレイヤーはコンテンツに親しみを持つと考えられる.また,対象となるテーマに応じた独自のルールを持たせることで,地域固有の新しいコンテンツの可能性が見られた.
著者
益岡 了 谷本 尚子 中原 嘉之 尾崎 洋 川合 康央 池田 岳史
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.63, 2016

現在のオーディオ開発には、未だコンポーネント型オーディオ的なデザイン価値が強く残る。そのことがオーディ装置としての発展を阻害し、生活環境の変化、PCや携帯端末を使った音楽再生の大衆化との不均衡を生じさせた可能性も否定出来ない。本研究では一体型オーディオシステムの有意性を活かして、回路全体の効率化を図り、USB-DAC以降の増幅率の最適化・増幅回路間の適合によって、ボリューム部の排除と安定性の高い回路の実用化を図る。また各電子部品の選別やスピーカーユニットの支持方法の改善によって音響特性の改善を実施する。市場の要求からスピーカーユニットの特性に合致する十分な容量を満たす非直方体形状のエンクロージャーの採用は難しいが、本制作では音響的特性を優先した容量の確保と造形上の工夫を優先した。特にユーザーのライフスタイルへの適合を考慮した場合には、設置や配線が簡易なアンサンブル型オーディオが支持される傾向が見られた。「非直方体エンクロージャー」や「ハイブリッド型バッフル板」採用の音響上の利点も確認出来た。
著者
武谷 龍 川合 康央
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会第70回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.452, 2023 (Released:2023-12-13)

本研究は,都市部における交通事故防止のためのデータ収集が可能なドライブシミュレーションシステムを開発したものである.都市モデルとして,手続き型モデリングが可能なHoudiniを用い,数式や処理を組み合わせ道路モデルや交差点などの道路環境モデルを生成し,このモデルをUnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンに組み込んで開発することとした.これまでのシミュレーションシステムは,高価で拡張性が低く,専用システムであることが多いものであった.本システムでは,ゲームなどのインターフェースを参考に,ユーザーが直感的に操作できるものとし,交通実験時に様々な設定を追加できるシミュレーションシステムとして開発を行った.
著者
松田 賢 益岡 了 川合 康央
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会第70回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.414, 2023 (Released:2023-12-13)

旅客機が実用化されて以来、機内サービスはすべての航空旅客事業で必要不可欠なものとなっています。しかし航空機の旅行では、他の交通手段と比較して旅客空間内での移動や展望に制限があるなど特殊な環境に置かれます。私たちは旅客空間のデザインやサービスなどを調査し、その課題について検討した。そのために航空会社はさまざまなサービスを提供することで、乗客の利便を図ってきました。そこで私たちは、バーチャルリアリティを活用したサービスを提供することで、機内での乗客体験を向上させるためのさまざまな選択肢を検討しました。バーチャルリアリティを利用することで、より没入感のあるプライベートな体験を提供するサービスを提案した。
著者
佐久間 拓也 池辺 正典 石井 信明 川合 康央 釈氏 孝浩 宮川 裕之
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータと教育(CE)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.64(2008-CE-095), pp.45-48, 2008-07-05

以前に行われていた入学課題では出題や提出が難しく,また入学前に入学予定者との交流は皆無であった.今回入学予定者を対象に SNS を構築して,入学前課題の出題や提出および入学前での教員・入学予定者・在学生間の交流を行った.本稿はこの報告である.
著者
田村 和也 川合 康央
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, pp.28-30, 2021-08-23

現在コロナ禍において,実空間に観客が集まる形態でのライブイベントが,実現困難なものとなっている.そこで,生ライブ配信に対して,視聴者が音声という形でコメントを返し,共有することによって,新しい形のデジタルライブ空間を構築可能ではないかと考えた.本研究では,オンラインライブに音声コメントを追加することによって,ネット上であってもリアルな盛り上がりを共有可能かについて検証する.
著者
備前 比呂 吉田 美乃里 神部 真音 川合 康央
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第67回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.238, 2020 (Released:2020-08-27)

足長の適正サイズと自称サイズの一致度は、男性約41%、女性約32%という研究結果が出ている。また、子どもの足の成長は著しく、適正サイズではない靴を履くことによって、けがの要因や成長の妨げになってしまう。そのため、通販サイトで靴の購入を行う際に、適正サイズではない靴を購入してしまい、足の変形の恐れがある。;;拡張現実で試着をするために、3パターンの足の型を基に、使用者の足のサイズを投影することで可能としている。試着状況を色で表現することで、視覚的に判断することが可能であり、利用することで使用者の適正サイズを認識することができる。しかし、サイズの測定を行う部分にて、ARマーカーを使用者の手で設置することで数値に誤差が出てしまう。そのため、画像認識を用いることで自動化を図ることで誤差を防ぐことが必要である。
著者
張 伝揚 川合 康央
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.414, 2019 (Released:2019-06-27)

VR(Virtual Reality:人工現実感)による組立訓練によって、作業員の練度を上げることはできるが、実作業との連携は難しい。そこで、MR(Mixed Reality:複合現実)を提示するHoloLensを用いて、作業員に部品認知と配置情報をリアルタイムで示すことができれば、作業の手戻り防止や能率向上などをはかることができると考えられる。本研究では、自作パソコンを対象として、立体部品の認知と配置作業に適用するリアルタイム支援システムの構築を行った。
著者
川合 康央 池田 岳史 益岡 了
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.64, 2017

本研究は,地域の歴史的文化を伝えるための街並み景観シミュレーションシステムを開発するものである.対象地区として,旧東海道における藤澤宿(現在の神奈川県藤沢市)を選定し,開発環境としてゲームエンジンであるUnreal Engineを採用した.建築物や都市施設などの空間構成要素のモデルデータを3DCG制作環境で作成するとともに,会話可能なキャラクターも再現することとした.宿場町を自由に行動可能なようなインタラクションとして,直感的な動作可能なようゲームパッドによる操作を実装した.本システムは,藤沢市ふじさわ宿交流館において,2016年5月より常設展示され,これまでに3回のシステム更新を行っている.本研究は,江戸時代後期の旧東海道「藤澤宿」を市民に分かりやすく伝え,地域の歴史文化に興味関心を持たせることで,地域の文化継承を支援するシステムを開発することであり,およそ当初の目的を達成したと考えられる.今後,他の宿場町でも自由に再現可能なプラットフォーム化を計画している.
著者
川合 康央 池田 岳史 益岡 了
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第64回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.282, 2017 (Released:2017-06-29)

本研究は,地域の歴史的文化を伝えるための街並み景観シミュレーションシステムを開発するものである.対象地区として,旧東海道における藤澤宿(現在の神奈川県藤沢市)を選定し,開発環境としてゲームエンジンであるUnreal Engineを採用した.建築物や都市施設などの空間構成要素のモデルデータを3DCG制作環境で作成するとともに,会話可能なキャラクターも再現することとした.宿場町を自由に行動可能なようなインタラクションとして,直感的な動作可能なようゲームパッドによる操作を実装した.本システムは,藤沢市ふじさわ宿交流館において,2016年5月より常設展示され,これまでに3回のシステム更新を行っている.本研究は,江戸時代後期の旧東海道「藤澤宿」を市民に分かりやすく伝え,地域の歴史文化に興味関心を持たせることで,地域の文化継承を支援するシステムを開発することであり,およそ当初の目的を達成したと考えられる.今後,他の宿場町でも自由に再現可能なプラットフォーム化を計画している.
著者
益岡 了 野宮 謙吾 三原 鉄平 南川 茂樹 中西 俊介 川合 康央 池田 岳史
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.248, 2019 (Released:2019-06-27)

平成33年度、岡山県立大学のデザイン学部では、学部の再編が予定されている。そのために現在新学科の卒業認定・学位授与の方針(以下DP)・教育課程編成・実施の方針(以下CP)・入学者受入れの方針(以下AP)の策定やカリキュラム編成が進められている。改変されたデザイン学部は、現在のデザイン工学科と造形デザイン学科の2つの学科の教育理念を発展的に継承する事が求められる。そのために効率的な教育・研究のための編成や実際の運用には様々な課題が想定できる。 そこで新しいデザイン教育組織のDP・CP達成のための教育体制の確立を目指して、本学と類似したデザイン教育・研究機関を持つ大学のデザイン教育を様々な視点から調査し、比較を行った。特に中央教育審議会大学分科会大学教育部会からはDP・CP・APの3つのポリシーの一体的な策定が要求されており、それらのポリシーの一体性にも留意する必要がある。そこで対象校のDP・CPを比較しつつ、それらのポリシーの達成、教育上の運営について総合的に調査・検討した。
著者
川合 康央 惠羅 博
出版者
文教大学大学院情報学研究科
雑誌
情報学ジャーナル = Journal of Information and Communication (ISSN:21856850)
巻号頁・発行日
vol.2, 2007-01-01

本研究は,都市空間における人間行動を,莫際の利用者行動や,実測に基づくモデルによって,その特性を解析するものである。今回は,中規模ターミナル駅である湘南台駅を研究対象として,利用者の行動を実際の追跡調査から明らかにすることから,空間の利用実態を調査する。湘南台に乗り入れている3路線(小田急線・相模鉄道線・横浜市営地下鉄線)と利用者の多い4つの出口の7箇所において調査を行った。また,それを元にCGモデルを作成することで,新しい湘南台駅の空間モデルを検討する。これらは,中規模ターミナル駅の新しい空間構成のあり方に関する基礎的な研究である。This research clarifies human behavior by tracing survey. The survey space is Shonandai Terminal as medium-scale terminal. Based on Actual situation and Sign design, We did Tracing survey on 3 ticket gates and 4 exits.