著者
數本 芳行 長島 康雄
出版者
仙台市科学館
雑誌
仙台市科学館研究報告 (ISSN:13450859)
巻号頁・発行日
no.21, pp.1-7, 2012-03-31

2011年3月11日に発生した2011年東北地方太平洋沖地震により,東北地方太平洋岸を中心に甚大な被害が生じた。国・地方自治体による復旧に向けての取り組みが進められインフラ等一定の復旧を終えたところである。ここでは,震災後に社会教育施設として仙台市科学館が取り組んできた復興支援等の実践の流れを記すと共に,成果と課題から科学館としての災害時や平常時における社会に対しての果たすべき役割について述べるものである。