著者
日野 伊久子
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.296, 2002

本学の「ホイアン展」の衣装展示のため、ハノイ·ホイアンを尋ね、キン族の衣服について実地調査をした。衣服に関する文献資料は殆どなく, 現地の研究者との交流による聞き取り調査、博物館、美術館、テキスタイル工場の見学、市場調査などから資料を収集し再現した。クワン·アオは、立襟、右おくみのルーズ形で、男女共に着用した。この下に同形の白の衣服を重ねた。その後細身のシルエットとなった。下衣は男女同形で筒型の裾は広いズボンである。男性は白、女性は黒。(素材:絹)日常着は、腰丈までの襟無し、長袖の上衣クワンを組み合わせる。男性は上衣は青、下衣は白、女性は上下共黒である。現在も、働く女性に同形状の衣服を見ることができる。(素材:木綿)