著者
日高 俊一郎
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告 (ISSN:18824684)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.73-78, 2005-11-26 (Released:2017-11-17)
参考文献数
12

質問紙調査を行った結果, 虫嫌いの子どもの親は虫嫌いである割合が高く, 虫好きの子どもの親は虫好きである割合が高いことがわかった。また, 虫好きと虫嫌いでイメージする虫の種類に違いがあることがわかった。さらに, 男女を問わず, 小さい時は虫が好きであり, ある年齢を境に虫嫌いになる傾向があり, その年齢が男女で異なることがわかった。この結果をもとに, 虫嫌いになる過程を仮説として設定することができた。
著者
日高 俊一郎
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.57-62, 2004
参考文献数
13

家族の虫嫌い,虫好きに関して質問紙調査を行い,分析をした結果以下の知見が得られた。①母親に虫嫌いが多い。②虫嫌いの子どもの母親は虫嫌いである。③虫嫌いの子どもの父親は虫嫌いである。④虫好きの子どもの母親は虫好きである。⑤虫好きの子どもの父親は虫好きである。⑥父親の場合,子どもが虫好きでも虫嫌いである場合や子どもが虫嫌いでも虫好きである場合がある。