著者
手嶋 勝弥 是津 信行 石崎 貴裕 我田 元 大石 修治
出版者
信州大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2013-04-01

研究代表者のオリジナル技術である『フラックスコーティング法』の基盤構築をめざし,単結晶薄膜の創成と応用に関するプロセスイノベーションに注力した。特に,フラックスコーティング技術を実現するスマートフラックス概念の確立,単結晶超薄膜(結晶層)のビルドアップ&オンデマンド成長モデルの解明,ならびに次世代グリーン&バイオイノベーションに資する単結晶超薄膜応用を中心課題とし,すべての課題に独自の解を提案した。これまでの経験と知見にもとづくフラックスプロセスに,計算科学の視点を新しく導入し,学理の体系化の端緒を踏み出すことに成功した。また,フラックス単結晶薄膜の特長を活かしたデバイス提案も実現した。