著者
ウッディンM. メスバ 山下 源 曹 ユン 安浦 寛人
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.473, pp.101-106, 2000-11-23

本論文では, 動作記述中の各変数に有効ビット幅のアクセス頻度を用いて, システムのパフォーマンスとコストが最適となるデータパス幅を設計の早い段階で見積もる手法を提案する.この手法を用いることで, シミュレーションとデータパス幅の変更を繰り返すことなく, システムデータパス幅を決定することができる.実験では, MPEG2ビデオデコーダのコストとパフォーマンスを考慮してシステムのデータパス幅を決定し, プロセッサシステムのデータパス幅を最適化した.