著者
石橋 広樹 曽我 美朋子 大塩 猛人
出版者
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
雑誌
日本小児外科学会雑誌 (ISSN:0288609X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, 2009

腹腔鏡下噴門形成術において,肝外側区域が視野の妨げとなるため,手術操作に先立ち,これを頭側に挙上・圧排して視野を展開する必要がある. working spaceの限られた小児では,この操作が特に重要と思われる.一般には,スネイクリトラクターや圧排鉗子を用いて挙上することが多く,また,伸縮性神経テープを裂孔上縁に縫着しV字型に肝を挙上する方法も報告されている.今回,この視野展開にフックリバーリトラクターを用いたので,手技について提示し,その有用性や注意点について報告する.