- 著者
-
有賀 雅史
- 出版者
- 一般社団法人 日本体育学会
- 雑誌
- 日本体育学会大会予稿集
- 巻号頁・発行日
- vol.68, pp.20_2, 2017
<p> 競技力向上のための適正なトレーニングプログラムを作成のためには、事前に競技特性を考慮したフィジカルテストを実施し、その測定結果を分析し目標となる体力要素を把握することが重要である。ストロングポイントとウイークポイントを明確にし、各パフォーマンスを向上させるトレーニングプログラムを作成、プログラムを実行、効果判定修正、再テスト、継続のサイクルを繰り返す。本セミナーでは、高校サッカーのためのフィジテストの実例から、テスト結果の検証、各体力要素の関連、トレーニングプグラム作成を紹介する。また、近年の新たな測定装置の登場により可能となった反応アジリティの意義についても検討する。反応アジリティとは、オープンスキルとしても知られるランダムな情報を認知、判断、実行する敏捷性の能力である。</p>