著者
木内 幸浩 位地 正年 鈴木 博之 大須賀 浩規
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.117-119, 2005-03-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
7

環境負荷の大きいハロゲン系などの難燃剤を一切添加せずに,自己消火機能をもつ難燃性エポキシ樹脂組成物を開発し,ICモールド材やプリント基板用絶縁材に適用した。この自己消火性エポキシ樹脂組成物は主として,ノボラック構造中に芳香族化合物をもつフェノールアラルキル型のエポキシ樹脂と硬化剤からなり,着火時に樹脂表面が発泡することで高度な難燃性を実現している。