著者
及川 一摩 物部 浩達 中山 健一 木許 崇寿 土屋 和彦 ハインリッヒ べノア ギヨン ダニエル 清水 洋 横山 正明
出版者
THE JAPANESE LIQUID CRYSTAL SOCIETY
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.223-223, 2006

液晶相、あるいはその異方的な高次の秩序構造を反映した固体結晶相を含有する液晶性半導体は、電子材料として有望と期待される。我々は、カラミティック液晶の液晶相、およびその固体結晶相に着目し、チオフェンをベースとした高移動度液晶系の構築を行っている。今回高いドリフト移動度を示す8-TNAT-8の結晶性薄膜を用いて電界効果トランジスタの試作と測定、そして薄膜の分析を行い、FET特性と薄膜の秩序構造について考察した。