著者
本田 伸一 山本 和則
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.233, pp.39-41, 2012-09

プロジェクトのリスケを行うと、いったん遅延日数がゼロになる。そのため、あたかも遅延の問題がなくなったかのような錯覚に陥りがちだ。 だがリスケしても、そもそも遅延を引き起こした原因を解消できたわけではない。遅延が発生した原因を解消して再スタートを切らないと、再び遅延する危険性は拭えない。 筆者らの経験上、スケジュール遅延の原因には次のようなものがある。