著者
能勢 博夫 水上 雅人 大橋 英史 村川 一雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学
巻号頁・発行日
vol.98, no.434, pp.51-55, 1998-11-27
被引用文献数
1

ファクシミリ、コードレス電話、パソコン通信用モデムのような通信端末機器は通信線及び商用電源線に接続されるため、雷サージ等の過電圧が通信線から商用電源線(又はその逆)へ雷サージ電流が流れ、通信端末機器が破壊されることがある。これに対してこれまでにバイパスアレスター法等の雷防護法が提案されているが、本報告では通信線又は商用電源線を一時的に遮断することにより、雷サージ過電圧による通信端末機器の破壊を防ぐ「雷防護ブレーカ」方式を提案するものである。