著者
奥村明徳 中村剛士 加納政芳 山田晃嗣 村川賀彦
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.117-118, 2013-03-06

HRIでは,人とロボット間のインタラクションで得られる情報を元に,ロボットの疑似感情を生成・振舞として表出することがよく行われる.本研究では,RSNPを利用し,外部環境から情報をクラウド経由で獲得し,ロボットのマインドの生成・振舞表現に活用することを提案・実装する.これにより,より人と人の間のインタラクションに近い自然なコミュニケーションの実現を目指す.先行研究では,特定の環境下で生成したロボットマインドに基づくロボットの振舞にたいし,人がその振舞に同調する可能性について調査を行い,ある程度可能であるとの見込みを得た.そこで,本稿では多様な気候の外部環境下において,ロボットが人に同調できるか確認を行い,提案手法の有用性を確認する.
著者
村川 賀彦
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.23, 2009

商業施設でのサービスをロボットを介して行う実証実験を行ってきた.ロボットが行うサービスとして何が効果があり,モビリティとアクチュエータを持つことを活かすことができるかを探った.その結果を分析して,人と共存する環境でのエージェントが身体を持つ意味について考察する.
著者
村川 賀彦 杉山 悦男 大西 俊也
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.44, pp.55-56, 1992-02-24

現在,金融・流通・製造などさまざまな業種のホストコンピューターではオンライン処理だけでなく,オンライン処理の集計などのデータの一括処理としてバッチ処理が行われている.近年,業務の拡大やEDP化の進行により,バッチ処理で扱うデータ量が急増し,それにともないバッチ処理時間も延びてきている.また,オンライン時間の延長により,主としてオンライン処理を行っていない夜間に実行されるバッチ処理の時間を短縮することは急務となっている.これまでも,各種チューニングにより短縮を図っていたが,それも限界となり新方式での解決が必要となってきた.そこで,バッチ処理の高速化を図る新方式としてエクセルバッチを開発した.本稿では,エクセルバッチの処理方式.その実現方式の概略と性態評価について述べる.