著者
村田 香織 室町 泰徳
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木計画学研究・論文集 (ISSN:09134034)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.497-504, 2006-09-30 (Released:2010-06-04)
参考文献数
30
被引用文献数
5 4

本研究では、日常的な交通行動として通勤交通行動に着目し、交通と健康分野における既往研究からパネルデータによる調査・分析が必要性を検討し、2万枚の通勤交通行動と健康に関するアンケート調査及び、30名の被験者による通勤交通手段転換実験を行った。その結果、通勤交通行動がBMIに影響していること、歩数増加とがBMI、HbAlc等の改善を介して生活習慣病の罹病率低下に寄与する可能性があることを確認した。また、健康増進に関して簡単なシナリオ分析を行い、交通手段転換による健康便益についても検討した。
著者
岡澤 悦子 関 拓真 村田 香織 村田 元
出版者
動物臨床医学会
雑誌
動物臨床医学 (ISSN:13446991)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.117-120, 2012-10-20 (Released:2013-10-10)
参考文献数
8

過去7 年間における当院で実施したパピークラスへの参加頭数は合計411 頭であった。参加犬種はトイ・プードル,チワワ,ミニチュア・ダックスフンドが多かった。その3犬種においてパピークラス参加群とパピークラス不参加群を比較したところ,その後の不妊・去勢手術実施率,ワクチン接種率,フィラリア予防率,年間平均来院回数に差がみられ,すべてにおいてパピークラス参加群の方が高くなった。以上からパピークラスに参加すると,子犬の社会化や正しいしつけの方法を伝えることができるだけでなく,健康管理に対する意識の高まりや,パピークラス終了後も継続して同じ動物病院を受診するというさまざまな効果が得られることが示された。
著者
萩野 浩子 澤木 佳弘 小田 知生 孫田 亜希子 村田 香織 上田 実
出版者
特定非営利活動法人 日本口腔科学会
雑誌
日本口腔科学会雑誌 (ISSN:00290297)
巻号頁・発行日
vol.49, no.5, pp.271-277, 2000-09-10 (Released:2011-09-07)
参考文献数
19
被引用文献数
1

The purpose of this study was to investigate the postoperative one-year positional change following Intraoral Vertical Ramus Osteotomy (IVRO). Retrospective radiographic assessments were performed on 43 patients who underwent bilateral IVRO to setback without interosseous fixation.The results were as follows:1. No relationship was observed between the openbite and the mandibular displacement during postoperative treatment for one year. In addition, no relationship was observed between the amount of mandibular displacement following surgery and that during postoperative treatment for one year.2. The postoperative mandibular position following IVRO was stable, and this method was effective to correct mandibular protrusion.