著者
村井 睦子 東 弘之 佐々木 方規 工藤 邦博 西 康晴
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.75-80, 2007-03-15

ソフトウェア開発プロジェクトの成否には,リスク管理が重要な役割を果たしている.リスクの監視と対策を適切な時期に行うと,リスクの発生や影響を抑えつつ,対策に要する費用も抑制することができる.本論文では,リスクの監視項目の特定や対策時期を決定するための手順を示す.さらに兆候という概念を取り入れ,リスク要因の発生を容易に監視することができない場合における監視方法について提案する.また,本手法を実際のプロジェクトに適用し,検証を行う.