25 0 0 0 OA 下学集 : 2巻

著者
東麓破衲 [著]
出版者
巻号頁・発行日
1400

国語辞書。童蒙の教育的効果を挙げることを意図し、漢籍・仏書中の語や当時の普通語など約三千を18門に分類し、用字・語源などを簡単に記している。「節用集」を成立せしめた資料のひとつとして、辞書史上重要な位置を占めるが、著者は未詳。今日古写本下学集の伝本は40種近くに上るという。本写本は書写者未詳であるが、料紙・字体・墨色等から室町末期頃に書写されたものと推定される。国語学者亀田次郎(1876-1944)の旧蔵本。巻首や巻末には「賀茂/保號」などの3印記があり、見返しに貼付された亀田自筆の識語紙片の記述は、本写本がもと賀茂岡本家に伝来したものであることを伝えている。

4 0 0 0 OA 下學集 2巻

著者
東麓破衲 [著]
巻号頁・発行日
1617

国語辞書。著者は東麓破衲とするが未詳。漢籍、仏書中の用語をはじめ日常使用の用語など、約3,000語を天地門から畳字門の18門に分類し、用字、語源などを簡略に記したもの。古写本の伝本が多いが、室町の版本もある。当該本は元和3年(1617)の刊記があるが、同年刊の初版の杉田良菴玄与の名を削った後印本。根岸信輔旧蔵。なお寛文9年(1669)に山脇道円の増補本がでている。(岡雅彦)(2016.2)

2 0 0 0 OA 下學集 2巻

著者
東麓破衲 [著]
巻号頁・発行日
1617

国語辞書。著者は東麓破衲とするが未詳。漢籍、仏書中の用語をはじめ日常使用の用語など、約3,000語を天地門から畳字門の18門に分類し、用字、語源などを簡略に記したもの。古写本の伝本が多いが、室町の版本もある。当該本は元和3年(1617)の刊記があるが、同年刊の初版の杉田良菴玄与の名を削った後印本。なお寛文9年(1669)に山脇道円の増補本がでている。(岡雅彦)(2016.2)