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文献一覧: 松尾 康正 (著者)
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OA
早期胃癌の診断契機となったStreptococcus intermediusによる化膿性肝膿瘍の1例
著者
重福 隆太
松永 光太郎
田村 知大
小澤 俊一郎
松尾 康正
高橋 秀明
松本 伸行
奥瀬 千晃
鈴木 通博
伊東 文生
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌
(
ISSN:04466586
)
巻号頁・発行日
vol.113, no.2, pp.263-272, 2016-02-05 (Released:2016-02-05)
参考文献数
30
被引用文献数
1
今回,口腔内常在菌であるStreptococcus intermediusによる化膿性肝膿瘍を経験し,その感染経路の検索で早期胃癌を診断した.胃低酸状態ではStreptococcusを中心とした胃細菌叢が形成され,さらに糖尿病,高齢など粘膜免疫低下を呈する病態が存在する場合,上部消化管疾患が細菌の侵入経路となる可能性があり十分に留意すべきである.