著者
松尾 新太郎 常田 明夫
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.637-638, 2010

非同期CDMA通信やスペクトル拡散符号を用いた測位においては,非周期相関関数が重要である.電波を用いたCDMA通信において,2値のスペクトル拡散符号は,通常1と-1のバイポーラ符号として用いられるが,光通信などで用いられるオンオフキーング方式では,1と0のユニポーラ符号として利用する必要がある.ユニポーラ符号でCDMA通信を実現するために,バイポーラ符号の直交性を活かした光CDMA通信方式も提案されている.本稿では,非線形フィードバックシフトレジスタ(NSFR)から生成された直交符号のユニポーラ符号としての非周期相関特性を調べ,評価を行う.