- 著者
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松木 隆宏
松岡 正明
寺田 真敏
鬼頭哲郎
仲小路 博史
- 出版者
- 一般社団法人情報処理学会
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC) (ISSN:09196072)
- 巻号頁・発行日
- vol.2008, no.71, pp.323-328, 2008-07-17
- 被引用文献数
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近年,P2P ファイル交換ソフトウェア環境を悪用したマルウェアなどにより,個人あるいは組織の機密情報が流出する事象が続発し,社会へ悪影響を与えている.本稿では,P2P ファイル交換ソフトウェア環境において,マルウェアによる感染ノードの活動や利用者の誤った操作によって,ノードから機密情報が流出する問題に対し,意図しないファイルの流出を検出した場合にホストが送信するパケットに符号を付与し,不正な活動をしていることを近傍ネットワークに広報する機能を提案する.また,提案方式を実装したプロトタイプシステムについて報告する.Recently, there are many problems regarding the P2P file exchange environment on the Internet. The need to reconsider the current P2P file exchange environment for information leak. In this paper, we propose notification function of illegal activities of host. That is a part of the Information part of Sharing Architecture for P2P File Exchange Environment we showed. And we show prototype system.