著者
板宮 吉宏 御手洗 紘子 吉高 淳夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.43-46, 2013
参考文献数
10

良い写真を撮るためには主題を明確にすることが重要である.写真構成要素の配置を考慮する構図には主題を明確にする効果がある.本稿では構図と顕著性に基づく写真撮影支援手法を提案する.事前調査より,写真撮影のプロフェッショナルは写真1枚当たり平均約1.7個の構図を適用して写真を撮ることが分かった.そこで,提案手法では認識された構図と共起性がある構図を考慮し,一つまたは複数の構図を適用させた提案構図を算出する.提案構図は撮影者へ提示し,主題を明確にするための撮影支援を行なった.評価実験の結果,構図の配置による写真の有意差は認められなかった.しかし,SD法を用いた主観評価において,提案手法で撮影した写真に構図の効果を表す心理量が確認できた.
著者
板宮 吉宏 御手洗 紘子 吉高 淳夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 37.12 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.43-46, 2013-02-26 (Released:2017-09-21)
参考文献数
10

良い写真を撮るためには主題を明確にすることが重要である.写真構成要素の配置を考慮する構図には主題を明確にする効果がある.本稿では構図と顕著性に基づく写真撮影支援手法を提案する.事前調査より,写真撮影のプロフェッショナルは写真1枚当たり平均約1.7個の構図を適用して写真を撮ることが分かった.そこで,提案手法では認識された構図と共起性がある構図を考慮し,一つまたは複数の構図を適用させた提案構図を算出する.提案構図は撮影者へ提示し,主題を明確にするための撮影支援を行なった.評価実験の結果,構図の配置による写真の有意差は認められなかった.しかし,SD法を用いた主観評価において,提案手法で撮影した写真に構図の効果を表す心理量が確認できた.