著者
柳川 浩二
出版者
関西大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

Nagel と Reiner の結果を発展させ, Borel fixed ideal の 非標準的 polarization を研究し, その極小自由分解を構成した(岡崎亮太氏との共著)。この自由分解は, 正則なCW複体を台とするが, この現象は Welker らが構築した枠組内で, 離散モース理論を用いて「解釈」できる。また, 半正規なアファイン半群環や toric face ring の双対化複体も研究した。Bruns, Nguyen らの結果を, 導来圏を用いて見直し, 改良している。