著者
栂野 豊明
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.67, no.10, pp.839-842, 1972-10-15 (Released:2011-11-04)
参考文献数
19

味噌の消費量が, 米の消費量と共に年々減少している。米の消費量はまだまだ減少するという予測があるから, 味噌の消費量も米と同様減少するであろう。しかしただ放置しておくのと, PRし対策を立てるのとは, 消費の下り方も違うはずである。著者は消費減退の原因をさぐり, また減退の防止策について述べていられるが, これこそ味噌業者として腰を据えて取組むべき重要問題の一つであろう。熱読勲考を願いたい。