- 著者
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森下 政浩
阿曽沼 剛
栗木 茂幸
竹本 憲介
齊藤 和伸
松尾 啓
- 出版者
- 公益社団法人 土木学会
- 雑誌
- 土木学会論文集A (ISSN:18806023)
- 巻号頁・発行日
- vol.62, no.4, pp.865-876, 2006 (Released:2006-10-20)
- 参考文献数
- 19
本研究では,爆発荷重を受ける鉄筋コンクリート構造物の設計法及び防護法の確立に資するため,豊浦標準砂を用いた覆土の有無,ペントライト爆薬の質量及びスタンドオフ距離をパラメータとして鉄筋コンクリート版試験体の近接爆発試験を実施し,試験体に生じたクレータ,スポール及び貫通孔の発生状況に着目して検討を行った.その結果,爆発荷重に対する覆土の緩衝効果が明確に認められること,McVayのスポール損傷予測法を基に本研究で提案した方法により,覆土のない場合の鉄筋コンクリート版の損傷をより精度よく予測できることなどが明らかとなった.