著者
阿部 重夫 桐山 薫 黒沢 憲一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.33, pp.495-496, 1986-10-01

Prolog処理系開発の課題である(1)Prologの高速処理(2)既存ソフトウェアとのリンケージを解決するために、我々は汎用機に内蔵するPrologマシンと、Prolog専用命令に展開する最適化コンパイラの開発を進めている。レジスタ競合を解消してクローズのコードの最適化を図る方式については、既に文献1,2)で報告したが、本論文では、上記方式を拡張してゴールが決定的な組込述語の場合、それを越えて最適化を図る方式について述べる。