著者
塩川 雅広 桑田 威
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2021-04-01

申請者らは、IgG4関連疾患の膵病変である自己免疫性膵炎AIPにおいて、その病因自己抗原がラミニン511であることを世界に先駆けて発見した(Sci Transl Med. 2018;10:453)。しかし、ラミニン511自己抗体は自己免疫性膵炎患者の約半数でしか陽性にならず、残りの自己抗体の同定が課題である。本研究の目的は、ラミニン511以外のAIPの自己抗原を同定することである。