- 著者
-
小濱 優子
荒木 こずえ
島田 祥子
藤村 真希子
赤坂 憲子
森末 真理
- 出版者
- 川崎市立看護短期大学
- 雑誌
- 川崎市立看護短期大学紀要 (ISSN:13421921)
- 巻号頁・発行日
- vol.11, no.1, pp.61-68, 2006-03-31
2002年度から、本学での授業や行事等にメディカルアロマセラピーを取り入れ、活用してきた。成人看護学の授業、オープンキャンパス、公開講座などである。本稿は、その実践内容について紹介し、看護基礎教育における意義について考察したものである。アロマセラピーが注目される今日、アロマセラピーの正しい知識や精油を用いるときの注意点を教えることは、さまざまなトラブルを予防する上で重要である。授業に取り入れることで、学生の五感を使いリラクゼーションを感じ取る体験学習となっていると思われた。また、コミュニケーションの手段として、教育現場のメンタルケアの補助としてなど、その活用の幅が広い。看護の質を高めるツールとしても大きな可能性を感じている。