著者
森脇 淑也 田中 和明
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.403, 2012-09-14 (Released:2014-12-17)

Rubyは、他のプログラミング言語と比較して、動的型付け(データ型の指定や宣言が不要)や豊富なライブラリなどの特徴があり、動作の本質的な部分に不必要なコードを書く必要がほとんどないためプログラムが理解やすく、効率的に書くことができるプログラミング言語である。しかし、メモリ使用量が多いため、既存のRubyでは組み込みシステム開発に用いることができない。そこで、開発中の組み込みシステム向けRuby(軽量Ruby)を用いることで開発効率を上げることを目的とする。現在は、軽量RubyをFPGAというPC上で回路の書き換えが可能なLSI上で動作させることで、開発効率の向上についての検証を行っている。