著者
遠野 大輔 横山 真男 植木 一也
雑誌
第80回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.1, pp.143-144, 2018-03-13

本研究では、GoogleのライブラリであるMagentaを使い、ドラマのカテゴリ別に分けられている楽曲から自動生成を行い、機械学習で生成された楽曲の音楽らしさを評価した。着目した点は、「学習回数の違いによる音楽らしさ」「対数尤度の違いによる音楽らしさ」「サビのメロディーに着目したジャンルごとの音楽らしさ」「イントロのメロディーに着目したジャンルごとの音楽らしさ」の4点に着目して評価及び分析を行った。
著者
横山 真男 八代 月光 植木 一也
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:21888752)
巻号頁・発行日
vol.2018-MUS-119, no.41, pp.1-4, 2018-06-09

深層学習を用いて,演奏音からそのヴァイオリン製作者を当てる楽器識別および未知の楽器がどの製作者のヴァイオリンに近いか音色分析を行うプログラムを開発した.音響特徴量としてケプストラム法によるスペクトル包絡を深層学習の学習およびテストデータに用いた.ヴァイオリンは,ストラディバリをはじめとするオールドイタリアンの名器からモダン,国産の新作楽器まで 21 本で評価実験を行った.開放弦の演奏音を学習させたところおよそ 90% 以上の割合で識別ができ,楽曲の演奏音では約 60% 弱の正答率が得られた.また,未知の楽器が学習したどの楽器に類似しているかといった傾向分析についても試みた.