著者
榎本 翔
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.221-226, 2016-05-14 (Released:2016-07-15)
参考文献数
12

近年,電子媒体の資料が増加している.研究者が資料を入手できるように,リンクリゾルバーやベンダーによるウェビナーの開催といった工夫が多く見られる.一方,大学図書館ではデータベースの代理検索や利用教育を行ってきたが,最新の動向は明らかになっていない.本研究では,日本の大学図書館におけるデータベース利用案内と利用教育がどのように行われているのか,複数の大学を抽出しWebサイトを通じて調査をし分析を行った.その結果,設置母体や大学の規模によって利用案内や利用教育の内容量に差が見られた.