著者
槙場 政晴
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.25, pp.266-269, 2009-08-22

コミュニケーションツールとして開発されたPIC (Pictogram Ideogram Communication)のシンボル及びJIS絵記号を語彙の理解、文脈の理解を支援するツールとして利用し、LLブックの制作を試みた。本試みでは、単語にふりがなを付けるようにシンボル配置することにより、文字の固まり(単語)の意味の理解を促そうと考えた。その結果、文章の意味が捉え易くなった。また、注視や追視が苦手で、朗読がうまくできない対象児の読書に対する苦手意識を軽減することができた。