著者
橋本 徳蔵 田中 和明
出版者
Japanese Society of Water Treatment Biology
雑誌
日本水処理生物学会誌 (ISSN:09106758)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.19-34, 1979-09-01 (Released:2010-02-26)
参考文献数
14

相模川上流域 (桂川) において, 本流4地点, 支流等9地点の汚水生物学的水質調査を1973年6月に実施したが, 水質判定の結果は, 次のとおりである。付着藻類 底生動物桂川・鐘山橋 βms os桂川・院辺橋 βms os桂川・強瀬橋 βms βms~os桂川・川合橋 βms~os os忍野八海・湧池 βms~os 測定せず宮川・鴻ケ池 αms αms鹿留川・大沢橋 βms~os os柄杓流川・中央高速道下 βms~os os大幡川・流末 βms os朝日川・落合橋 βms~αms αms笹子川・大月インター上 βms os葛野川・流末 βms os鶴川・厳島橋 βms os(―はこれに近いことを示す)
著者
橋本 徳蔵
出版者
日本水産増殖学会
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.61-66, 1961-08-25 (Released:2010-03-10)
参考文献数
11

利根川下流で, 越冬前のソウギョ (全長4.5-7.6cm, 体重1.1-4.9g), レンギョ (全長4.9-6.3cm, 体重1.0-2.2g) の天然餌料を調査した結果, ソウギョの消化管内はSpirogyraと若干の水生植物の繊維によってほとんど満たされていることがわかった。レンギョの消化管内からは, ランソウ類, ケイソウ類, 緑藻類, ベンソウ類等の植物性プランクトンが見出されたが, ケイソウ類が特に多く, Navicula, Nitzschia, Achnanthes, Bacillariaが多く見出された。 他の水域でもケイソウ類が優占することがわかった。