著者
櫻井 庸司
出版者
豊橋技術科学大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究において,カルシウムイオン電池用材料候補として数多くの1D,2D,3D構造化合物を合成・評価した。これら材料の物理化学特性ならびに電気化学特性評価により,Ca0.5CoO2およびNiFe-PBAはともに,Ca2+イオンの挿入・脱離反応を伴って充放電可能であることが初めて明らかとなり,カルシウムイオン電池用正極材料として有望であることがわかった。