著者
西原 利夫 櫻井 忠一 渡邊 輝雄
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.36, no.198, pp.682-687, 1933-10

Haigh式繰返應力試驗機の作動方法を理論的に取扱ひその結果が實驗と定性的に一致する事を示しこの試驗機を理想に近く動かすには電動子と電磁石との距離を可及的大きくしなければならぬことを示す。次にこの試驗機に用ひる試驗片の屈曲強さを求め片振圧縮耐久試驗に於ける試驗片の屈曲は通常の屈曲と異る事を推論した。