著者
武井 基晃
出版者
筑波大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-28

本研究の成果は、琉球王府時代の士族およびその子孫の門中についての今日的な成果(1~4)と、歴史的な成果(5~7)に分けられる。(1)士族系門中の全体像の理解(久米系門中の現在、屋取の門中の現在)、(2)門中団体による資料刊行の事業、(3)門中団体と法人制度の改正、(4)孔子廟移転の調査。(5)大正時代の『沖縄県「註記調書」集』活用の促進、(6)琉球時代の「家譜」の読解、(7)近世の琉球通事による英・仏への対応の研究。