- 著者
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水出 博司
西沢 信雄
- 出版者
- 日本デザイン学会
- 雑誌
- デザイン学研究作品集 (ISSN:13418475)
- 巻号頁・発行日
- vol.11, no.11, pp.42-45, 2006-03-30
1970年以来、電圧・電流・温度などの波形を目に見える形で残そうとする、波形の見える化が進んだ。1979年、電磁オシロに変わり、波形の見える化に対応し、更にランニングコスト低減をねらって、放電記録方式の8101ソリッドハイコーダを発売した。しかし時代と共にニーズが多様化する中、波形記録計も進化を迫られた。新しい形の提案として、データロガー機能とデジタルオシロ機能を融合した、新世代の波形記録計8860メモリハイコーダの誕生となった。また、メモリハイコーダの歴史はグッドデザインの歴史といっても過言ではなく、新世代メモリハイコーダ8860も、2005年度グッドデザイン賞受賞に至っている。