著者
水野 喜信 山岡 俊樹
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.121, 2014 (Released:2014-07-04)

本論文では、「大切な人を守る」意思を重視した未来の選択についての論考および、そこから考えられる理論について述べる。普段生きている場合については、意思を意識して生きることはそれほどないかもしれないが、意思は選択と密接にかかわっている。選択肢や選択は意思に依存しているが、「大切な人を守る」意思による選択は、現実(R)全体に影響を及ぼし、全体最適な選択となる可能性がある。このことに関連して、「配偶者も子供も家族も自分もみんなも守る」意思による選択を提案した。今後は「大切な人を守る」意思による未来の選択について、より具体的に調査する予定である。