著者
水野 喜信 山岡 俊樹
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.121, 2014 (Released:2014-07-04)

本論文では、「大切な人を守る」意思を重視した未来の選択についての論考および、そこから考えられる理論について述べる。普段生きている場合については、意思を意識して生きることはそれほどないかもしれないが、意思は選択と密接にかかわっている。選択肢や選択は意思に依存しているが、「大切な人を守る」意思による選択は、現実(R)全体に影響を及ぼし、全体最適な選択となる可能性がある。このことに関連して、「配偶者も子供も家族も自分もみんなも守る」意思による選択を提案した。今後は「大切な人を守る」意思による未来の選択について、より具体的に調査する予定である。
著者
水本 徹 山崎 和彦 山岡 俊樹 中平 増尚
出版者
Japan Society of Kansei Engineering
雑誌
日本感性工学会論文誌 (ISSN:18845258)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.17-27, 2015 (Released:2015-02-10)
参考文献数
16
被引用文献数
1

Persona method is very effective method to improve customer's satisfaction. And, personas are suitable for development of BtoC (Business to Consumer) products. Facility personas are an idea that extends personas to development for BtoB (Business to Business) products. Facilities personas are personas that added organization model, facilities model and other items to conventional personas. By using facility personas, we can discuss not only about usability but also about specifications as function and performance. In this paper, we reported about how to build and how to use facility personas.
著者
水本 徹 山岡 俊樹
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.6_103-6_108, 2014-03-31 (Released:2014-06-10)
参考文献数
13

BtoB (Business to Business)製品とBtoC(Business to Consumer)製品の間には多くの相違点が存在する.例えば,BtoC 製品は,操作者と購入決定者が同じ人物である,初心者を含めた幅が広いユーザーが使用する,様々な場所や時間に利用されるといったケースが多い.一方,BtoB 製品は,操作者と購入決定者が異なる,専門的な知識を持ったユーザーが使用する,業務で使用されるため利用状況が限定的であるといったケースが多い.このような違いがあるBtoB 製品に対して,BtoC 製品のユーザビリティ評価で用いられる「見やすさ・判断しやすさ・操作しやすさ」などといった一般的なチェックリストによる評価を実施しても,ユーザビリティ上の問題点をうまく抽出することができるかは疑問である.そこで,BtoB 製品である医療機器のユーザビリティ評価を通じて,BtoB 製品に適したユーザビリティ評価手法を考察した.
著者
山岡 俊樹
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.124, 2014 (Released:2014-07-04)

システム構築の観点から,フレームワークに基づく創造的デザイン・サービスの構築方法について述べた.まず,従来のデザイン方法とフレームワークに基づく方法(システムデザイン方法)との比較,特に開発プロセスにおける発想を行う時期について比較を行った.従来のデザイン方法は雑貨などの機能が簡単なシステムの場合,扱いやすく有効である.一方,実態が見えないサービスやUX(ユーザ体験)をデザインするには,事前に検討諸条件を論理的に整理し,構造化コンセプトを構築して,可視化する方法が合理的である.どのような複雑で巨大なシステムに対しても,最初に目的,目標を関係者の同意を得て,厳密に決め,システムの概要を特定するとかなりのデザイン要件が絞られてくる.さらに構造化コンセプトにより絞り込んでいくと可視化(アイディア発想)が容易となる.また,創造性にウエイトを置く場合は,創造性を分析あるいは厳密に定義をすれば,このシステムデザインプロセスに従って,創造性のある製品やサービスを構築することができる.
著者
木原 理絵 山岡 俊樹
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.80, 2011

近年,サービスの現場でGUIの使用が増えているが,サービス内容と異なるイメージのGUIがよく見られる.従って本研究では提供サービスに相応しいGUIをデザインするための指標の提案を行った.はじめに,先行研究で定義されたサービスの3分類の各分類が提供すべきサービスに対応するGUIを3つに定義した.これを「画面におけるサービスの3分類」とした.この定義から各分類のGUIに求められる機能をそれぞれ定めた.その機能から公共の場で使用されているGUIを3つにグルーピングし,各グループの特性からデザイン要素を抽出した.次に,造形コンセプト用語(山岡,2010)とUIデザイン項目(山岡,2002)を分類ごとに分けた.抽出したデザイン要素と各分類に分けた造形コンセプト用語・UIデザイン項目を認知言語学のカテゴリー階層を参考に重要度別にまとめ,「サービス提供画面のためのGUIデザイン指標」として定めた.また,この指標を活用したデザインがユーザに想定したイメージを与えるかについて,活用したデザインと活用しなかったデザインを3つのアンケートで比較することにより検証した.
著者
山岡 俊樹
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.89, 2012 (Released:2012-06-11)

GUIデザインを評価する評価する3種類の方法を提案した.1つは仕様書(コンセプトターゲット表)と一体となったGUIチェックリストである.2つ目は3つの評価項目で評価を簡便に行う方法(SUM)である.3つ目は様々なデータ解析が可能な本格的な評価方法(ユーザビリティタスク分析)である.3方法とも実験協力者がいなくとも,実験者自ら評価が可能である.また,データ解析が定量的にも行うことができる様に配慮されている.
著者
横山 一真 山岡 俊樹
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.90, 2012 (Released:2012-06-11)

本研究では情報機器のGUI画面を構成する要素の操作順序によって,ユーザの操作のナビゲーションを示すレイアウトパターンを構築した.まず,現在利用されている情報機器のGUI画面サンプルを収集した.次に,ユーザビリティチェックリストを利用しユーザにとって使いにくいGUI画面サンプルを分析対象から外したのち,GUI画面サンプルにおける構成要素の機能を定義した.次に,あるタスクを行う1画面において,GUI構成要素の機能の包含関係を形式概念解析で分析した.分析によって得られたコンセプトラティス図から,機能の流れを特定し,これを基本レイアウトパターンとした.