著者
江川 祐司
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.236, pp.148-151, 2004-05

電話加入権レンタルや回線再販、携帯電話販売で急成長したが、収益基盤が脆弱過ぎた。どの分野でも市場が拡大すると価格競争に巻き込まれ、先行者の優位を生かしきれなかった。 3月24日、電話関連の業界で市場の隙を突き、2003年3月期の売上高が283億円に達していたベンチャー企業が破綻した。
著者
石黒 千賀子 江川 祐司 久保 俊介
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.197, pp.24-35, 2001-02

販売数量が減少するだけでなく、販売単価までが底なし沼のごとく下落していく「単価下落経済」。九〇年代に定着したこの傾向は、今後も続く公算が強い。 これまでの延長戦上で漫然と経費削減をしたり、値下げをしたところで、やがて経営体力を磨り減らして自滅するだけだ。それは、昨年からの不況型倒産の急増ぶりにも示されている。
著者
江川 祐司
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.233, pp.134-137, 2004-02

東京・虎ノ門。オフィス街の一角にある高級食器のショップが昨年11月、ひっそりと店を閉じた。店の名前は「グランディー」。リチャードジノリやマイセン、ロイヤル・コペンハーゲン、ウェッジウッドといった一流ブランドの陶器を中心に、食器やバッグ、輸入時計などを取り扱っていた。
著者
江川 祐司
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.232, pp.134-146, 2004-01

2004年から06年の3年間に株式上場を予定している企業の数は630社。本誌が実施した調査によると、"ネットバブル"と呼ばれた00年前後の過熱ぶりには及ばないものの、企業の上場に対する意欲は依然として高いことが分かった。 その内、04年に上場を予定しているのは152社で、03年の121社(12月19日時点の見込み)を約2割上回る。