著者
江畑 俊哉 石氏 陽三 佐伯 秀久 中川 秀己
出版者
公益社団法人 日本皮膚科学会
雑誌
日本皮膚科学会雑誌 (ISSN:0021499X)
巻号頁・発行日
vol.125, no.5, pp.1035-1040, 2015-04-20 (Released:2015-04-23)
参考文献数
13

瘙痒性皮膚疾患の治療効果判定においては,検証された基準に基づいてかゆみが評価されるべきである.かゆみの評価尺度としてVisual Analogue Scale(以下VAS)などの信頼性,妥当性が検証されている中,5D itch scale(以下5D)が開発された.5Dはかゆみの持続時間,強さ,経過,悪影響,身体分布を評価して点数化する自記式質問票で,著者らは5Dの日本語版を,順/逆翻訳,プレテストを経て作成した.5D日本語版により,かゆみの複数の側面を簡便に評価し定量化できることが期待される.