著者
河野 敏旺
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.208, pp.120-122, 2002-01

河野氏は大日機工の倒産を「技術バカのロマンチストが、権謀術数にたけたベテラン経営者に捻り潰された」と総括する。現在、経営する会社では、その経験を踏まえてリスク管理を徹底し、「自分なりの金メダル」を追求するという。「倒産は新しい仕事の出発点。卑屈になる必要は何もない」。他の経営者に送るエールは河野氏自身の心の叫びでもある。
著者
河野 敏旺
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.206, pp.98-100, 2001-11

大日機工はトンネル工事に使う無人作業車の開発で一躍脚光を浴び、成長軌道に乗った。しかし、河野氏は会社が大きくなればなるほど、人には言えない自己嫌悪とプレッシャーに苛まれるようになったという。英国ジャガー社との技術提携は「日の丸ベンチャーの快挙」と讃えられたが、河野氏は「それが破綻への第一歩だった」と振り返る。