著者
津曲 亮介 芝 浩二郎
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.333, 2013-09-13 (Released:2016-01-17)

囲碁棋譜自動生成システムとは、棋譜を自動的に生成・記録、またそれらを視覚的に表すことを目的としたものである。本研究では我々がこれまで開発してきたシステムで用いるカメラの歪み補正および、補正が行われた画像に対する碁盤座標の検出の改良について報告する。従来のシステムではカメラの歪み補正をカメラごとに手入力の値を用いておこなっていた。そこで、カメラの歪み補正のパラメータを碁盤交点から算出し自動で歪みを補正する手法およびその際使用した碁盤交点から19×19の碁盤座標を検出する手法を報告する。さらに、これらの手法を既存のシステムに実装し評価をおこなった結果を報告する。