著者
山口 亨 徐 海燕
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.372, 2013-09-13 (Released:2016-01-17)

従来の蔵書管理システムはPCサーバ上で動作させており、これにより常時動作させる場合に多くの電力を消費する問題があった。そこで本研究では、名刺サイズの小型マシンであるRaspberryPIとTFT液晶、バーコードリーダを利用して小型の蔵書管理システムを開発した。RaspberryPIの消費電力は3.5Wととても省電力なため、これにより常時動作させても電力をほとんど消費しない蔵書管理システムの構築が可能となった。
著者
宮ヶ迫 渉 森 邦彦 古屋 保
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.543, 2013-09-13 (Released:2016-01-17)

サーバーを利用する画像処理ではクライアント環境に依存しない画像処理を提供できる.近年ではサーバーサイドで画像処理を行うサイトが存在しているが,ある程度クライアント環境に依存する,機能に制限があるなどの問題がある.そこで本研究では,すべての処理をサーバーサイドで行う,クライアント環境に依存しないサーバーサイドスクリプトによる画像処理アプリケーションライブラリを提案する.このシステムではユーザがC言語・PHPで作成した画像処理プログラムをサーバーに登録し、任意で実行することが出来る.また,セキュリティに暗号化を用いた独自のセッション管理を用いる.
著者
掛下 哲郎 大月 美佳 嘉藤 直子 村田 美友紀
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.608-609, 2013-09-13 (Released:2016-01-17)

プログラミング教育は理工系の大学や高専において重要性が高いが,学生の学力低下に関する懸念や,プログラミング実習時の支援体制が十分には確保できない等の課題がある.本研究では,学生のプログラミング学習を支援するソフトウェアツールをMoodle上で開発する.本ツールはプログラムやトレース表に対する穴埋め問題を用いて様々な難易度の問題を学生に出題でき,学生の解答過程のログデータを収集して理解度を把握することもできる.本稿では,プログラミング教育支援ツールの目的や全体構想を紹介する.
著者
林 浩之 池上 昂平 赤峰 修一 市來 龍大 金澤 誠司
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.217, 2013-09-13 (Released:2016-01-17)

水中放電で生成されるOHラジカルは高い酸化力を有し、従来の水処理では対応することができなかった難分解性の有機化合物を分解することができる。本研究では水中放電で生成されたOHラジカルと過酸化水素の計測を試みた。水中放電は針対球電極を使用し,パルス高電圧を印加して発生させた。OHラジカルの定量にはテレフタル酸二ナトリウムを使用する化学プローブ法を用いた。過酸化水素の定量には硫酸チタン比色法を用いた。過酸化水素はおもに水中放電によって生成したOHラジカルの再結合により生成すると考えられている。化学プローブ法によるOHラジカルの推定量を過酸化水素の濃度から算出した量と比較して検討も行った。
著者
松木田 啓嗣 藤岡 寛之
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.337, 2013-09-13 (Released:2016-01-17)

本研究では,手書き文字フォントの書体を整形および再設計する枠組みを開発する.まず,ペンタブレットを用いて書字運動を計測し,いわゆるダイナミックフォントと平滑化スプラインの理論を用いて文字フォントモデルを生成する.次に,そのような文字フォントの美的品質を向上させるために,文字書体を整形する方法を安本らにより提案されている非線形変換法を基礎に開発する.この変換法はBスプライン関数の制御点に対するオペレータとして定義され,書体整形に要す計算量が軽減できる.さらに,書体整形後の文字を書道で見られるような草書体文字へと再設計する方法を示す.その有用性は実験およびアンケートによる調査結果により示す.
著者
堂薗 賢 田中 大平 原田 昌治 池上 知顯 光木 文秋
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.449, 2013-09-13 (Released:2016-01-17)

近年,固体試料にレーザーを照射し,生成プラズマの発光分光分析により試料中の元素組成分析を行う,レーザー誘起ブレークダウン分光法(LIBS)が注目されている.さまざまな形状の試料でも簡便に短時間で元素分析が行えるといった長所があるが,一方,従来の原子吸光分析(AAS)や蛍光X線分析(XRF)などと比較して,定性分析での精度が低く,また検出感度が低いなどの課題がある.本研究では小型の分光器を用いたLIBSにより,合金,酸化物などの元素分析を行い,分析結果をXRFによる測定結果と比較し,LIBSの定性分析、定量分析の精度改善について検討を行った.
著者
古幡 篤基
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.374, 2013-09-13 (Released:2016-01-17)

今日では、デジタルサイネージがリアルタイムに地域に適した情報配信が可能で高い広告効果を持つことから注目されている。その仕組みとしてはネットワークにより監視サーバと常時接続されており、各端末へのコンテンツ更新管理を行うというものである。ここで、移動体内にデジタルサイネージを持ちこむことを考える。その場合、監視サーバとサイネージ装置のネットワーク接続が常に確立された状態ではない。そのため、コンテンツ配信が正しく行われない恐れがある。そこで本研究では、この問題の解決のために、安全なコンテンツ配信プロトコルの提案を行っている。現段階ではコンテンツ配信のためのプロトコルの考案、試作が終わった状況である。
著者
中本 菜桜美 小刀稱 知哉 池部 実 吉田 和幸
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.441, 2013-09-13 (Released:2016-01-17)

大分大学のネットワークにおいて22番ポートに対する攻撃が多く観測されており,その対策が重要である.本研究室では22番ポートのTCPコネクションの接続状態を監視し,各コネクションのパケット送受信回数に注目して22番ポートに対するパスワードクラッキング攻撃を検知する「SSHパスワードクラッキング攻撃検知システム」を開発・運用してきた.しかし,現在の検知基準では検知漏れが発生している.そこで本論文では,検知システムのログを解析してSSHコネクションの特徴を判断することで検知基準を検討し,検知漏れの改善について述べる.
著者
津曲 亮介 芝 浩二郎
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.333, 2013-09-13 (Released:2016-01-17)

囲碁棋譜自動生成システムとは、棋譜を自動的に生成・記録、またそれらを視覚的に表すことを目的としたものである。本研究では我々がこれまで開発してきたシステムで用いるカメラの歪み補正および、補正が行われた画像に対する碁盤座標の検出の改良について報告する。従来のシステムではカメラの歪み補正をカメラごとに手入力の値を用いておこなっていた。そこで、カメラの歪み補正のパラメータを碁盤交点から算出し自動で歪みを補正する手法およびその際使用した碁盤交点から19×19の碁盤座標を検出する手法を報告する。さらに、これらの手法を既存のシステムに実装し評価をおこなった結果を報告する。