- 著者
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萩原 英敏
Hidetoshi HAGIWARA
淑徳短期大学社会福祉学科
Shukutoku Junior College
- 出版者
- 淑徳短期大学紀要委員会
- 雑誌
- 淑徳短期大学研究紀要 = Bulletin of Junior College of Shukutoku (ISSN:02886758)
- 巻号頁・発行日
- vol.50, pp.1-31, 2011-02-25
情報機器の使用が人格にどう影響するかを知る為、首都圏の短大生260名(女性)、大学生(女性191名、男性152名)、計603名を対象にアンケート調査を行った。そして、今回の報告はその1として、短大生と大学生の差、男女の差を中心に、青年の情報機器の使用と生活の実態を調べたものである。その結果、以下の事が明らかになった。1.情報機器の使用に関して、短大生と大学生で有意な差が認められたものは、次の6つの項目である。(1)一番使用する機器で、短大生の方が「携帯メール」を挙げた者が多い。(2)視聴の全時間は短大生の方が長い。(3)携帯メールの使用時間は、短大生の方が長い。(4)携帯インターネットの使用時間は、短大生の方が長い。(5)携帯読書の使用時間は、短大生の方が長い。(6)一日のメール数では、短大生の方が多い。2.情報機器の使用に関して、男女間で有意な差が認められたものは、次の2つの項目である。(1)男性が携帯ゲームの使用時間が長い。(2)インターネットの使用時間は、女性の方が男性より長い。3.現在の生活や考えで、短大生と大学生で有意な差が認められたものは、次の2つの項目である。(1)絵・写真や音楽の情報は短大生が好き。(2)短大生は「親」に一番認めてもらいたいと考えてる者が多い。4.現在の生活や考えで、男女間で有意な差が認められたものは、次の2つの項目である。(1)男性が排便で、「スムーズ」な者が多い。(2)女性が眼に疲れを感じるものが多い。