著者
深山 元良 荒木 雅信
出版者
城西国際大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究は、サーフレスキューで用いられるボードパドリングの動作分析を行い、救助力や競技力を向上させるための知見を得ることを目的とした。被験者に、室内50mプールにおいて40mのニーリングパドルとストロークパドルを全力で行わせた。ビデオカメラの映像からボード速度、ストローク頻度、ストローク長、および関節・セグメントの角度・角速度を分析した。その結果、(1)熟練者におけるパドリング方法別および性別ストロークパラメータの特徴、(2)競技レベル別ストロークパラメータの特徴、(3)競技レベル別パドリング動作の特徴、および(4)競技用と救助用におけるボード種別ストロークパラメータの特徴が明らかとなった。