著者
下野 功 高橋 志郎 清水 健志 高村 巧 小林 淳哉 都木 靖彰
出版者
公益社団法人 日本セラミックス協会
雑誌
Journal of the Ceramic Society of Japan (ISSN:18820743)
巻号頁・発行日
vol.117, no.Supplement, pp.S5-S10, 2009 (Released:2009-04-01)
参考文献数
7
被引用文献数
3 3

In this study of the phosphor utilizing a scallop shell, it was researched that the luminescence center was estimated from the chemical composition of the shell for the final purpose of the improvement of the luminescence property. The luminescence centers were estimated to be Cu and Mn from the experiment result and literature investigation. Furthermore, these concentrations were small by more than two orders in comparison with the commercially available phosphors. Therefore, improvement of the luminescence property can be expected by doping Cu and Mn to the shell and to investigate the relationship between these concentrations and the luminescence property to find the optimum concentration.
著者
清水 健志 加藤 省伍 井上 晶 八十川 大輔
出版者
テクノポリス函館技術振興協会
巻号頁・発行日
no.10, pp.1-5, 2008 (Released:2011-07-22)

ミトコンドリアDNA(mtDNA)分析によるガゴメの判別技術を開発するため、産地の異なるガゴメ2個体のmtDNA全塩基配列(37,569bp及び37,625bp)を決定した。得られた塩基配列情報を基に、CAPS法で利用可能なマーカーを探索した結果、23S rRNA遺伝子領域、NAD2遺伝子領域、NAD5遺伝子領域の3遺伝子領域内に候補となる5箇所の配列が見出された。コンブ類11種(ガゴメ、マコンブ、ホソメコンブ、リシリコンブ、オニコンブ、ミツイシコンブ、ナガコンブ、ガッガラコンブ、チヂミコンブ、トロロコンブ、スジメ)を用いてCAPS法を検討した結果、3遺伝子領域の全てでガゴメを識別することが可能であった。また、NAD2遺伝子領域には、チヂミコンブを識別できるマーカーも含まれていることが確認できた。複数箇所を判別に利用することで、高精度なガゴメ判別技術が開発できると考えており、今後、各種個体数を増やし、判別精度の評価を行う予定である。
著者
清水 健志 加藤 省伍 井上 晶 八十川 大輔
出版者
テクノポリス函館技術振興協会
雑誌
北海道立工業技術センター研究報告 (ISSN:09171851)
巻号頁・発行日
no.10, pp.1-5, 2008-12

ミトコンドリアDNA(mtDNA)分析によるガゴメの判別技術を開発するため、産地の異なるガゴメ2個体のmtDNA全塩基配列(37,569bp及び37,625bp)を決定した。得られた塩基配列情報を基に、CAPS法で利用可能なマーカーを探索した結果、23S rRNA遺伝子領域、NAD2遺伝子領域、NAD5遺伝子領域の3遺伝子領域内に候補となる5箇所の配列が見出された。コンブ類11種(ガゴメ、マコンブ、ホソメコンブ、リシリコンブ、オニコンブ、ミツイシコンブ、ナガコンブ、ガッガラコンブ、チヂミコンブ、トロロコンブ、スジメ)を用いてCAPS法を検討した結果、3遺伝子領域の全てでガゴメを識別することが可能であった。また、NAD2遺伝子領域には、チヂミコンブを識別できるマーカーも含まれていることが確認できた。複数箇所を判別に利用することで、高精度なガゴメ判別技術が開発できると考えており、今後、各種個体数を増やし、判別精度の評価を行う予定である。