著者
高島 務 清水 良輔 玉置 昭治
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.637-641, 1987 (Released:2010-08-25)
参考文献数
13
被引用文献数
1

インドメサシン (インダシン®) によるアレルギー性肝障害の経過中投与されたビタミンB1誘導体Niamine monophosphate disulfide (TMPDS) により, 薬剤熱, 蕁麻疹様皮疹を惹起した49歳, 女性症例を報告した。インダシン, TMPDS内服テストは陽性, リンパ球幼若化反応ではインダシンが陽性, TMPDSが陰性であった。